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【セローに乗りたい!】GATAGOTOの普通二輪免許取得への道 <第一弾/入校編> 新作スニーカーの案内もあります!

MOTTOラフロをご覧の皆さん、こんにちは!
初心者ライダーのGATAGOTOです。

今年の5月にクロスカブを衝動買いし、
30うん年ぶりに教習所に入校して小型二輪の免許を取った私ですが、
実は10月からひそかにまた教習所に通っておりました。

それは、「小型二輪AT限定」から「普通二輪」免許にランクアップするため!

今回はそんな、「普通二輪取得までの道」第一弾!
「再び教習所に入校するまで」編をお送りいたします!

■「小型二輪AT」を選択した理由

そもそも、なぜ「小型二輪AT限定」を選択したのか?
それはずばり!

一刻も早くクロスカブに乗りたかったから!w

たまたま通りかかったホンダドリームでクロスカブに一目ぼれしたのが今年のGW。
新車だと納車までに少し時間がかかると言われ、
免許もないのに「待てない!!」となって中古車を衝動買いしたのですwww

こんな調子だからもう、教習時間の多い「普通二輪」なんて
最初から眼中になかったw
教習所のパンフレットに「小型二輪AT限定なら最短2日で取得可」と
書いてあるのを見て、「じゃ、それで!」となったわけです。

ただ、早く乗りたかったのにはちゃんとした理由がありまして、
単純に、「おやつを待ちきれない子供」みたいに我慢できなかったわけじゃなく、
「バイクの良さを知るには絶対にこのシーズンに乗らなくちゃ!」と思ったから。

GW明けから梅雨入り前の気持ち良いシーズン。
ここでバイクに乗り始めるのと、
教習所に長いこと通って
梅雨の時期や真夏の暑い時期にバイクに乗り始めるのとでは、
ファーストインプレッションが絶対に違うと思った。

2日とはいかなかったけど、1週間程度で小型二輪AT限定の免許を取得。
一年で一番気持ちの良い時期に私のバイク人生がスタートしました。

そのおかげで私は一気にバイクにのめりこんでいき、
たくさんの道を走り、たくさんのバイク仲間と出会い、

私の世界がどんどん広がっていった。
ラフアンドロードとの出会いもその一つです。

ほらね、私の選択、間違ってなかったでしょ?(笑)

■やっぱりオフロードが好き

私も旦那さんも、もともと四駆乗り。
私はジムニーで、旦那さんはハイラックスピックアップで、
富士山周りの林道やオフロードコースをよく走りに行っていました。

クロスカブに乗り始めたら、
その頃の楽しい気持ちが戻ってきたような感覚があった。
まるで、ジムニーを乗り回してた頃みたいなワクワクする感覚。
そして思い出してしまったのです。

「あ~、私オフロードが好きだったw」

クロスカブで林道走行を楽しんでいるうちに、
「本格的なオフロード車に乗ってみたい」という気持ちが沸々と湧いてきました。

もともとバイク乗りで、
モンキーに乗り換える数年前までオフ車に乗ってた旦那さんには、

「なんで今ごろ?うちにずっとオフ車あったじゃん!」と言われたけど、
しょうがないじゃん、今乗りたくなっちゃったんだからw

今一番乗ってみたいのはYAMAHAの「セロー250」
残念ながらファイナルエディションで生産終了となってしまいましたが、
とにかくセローに乗ってみたいw
買いたいとかそういう現実的なことよりも、
一度でいいから乗ってみたい。
自分に乗れるのか?乗ってワクワクするのか試してみたい。

ただそれだけの理由で、普通二輪免許を取ることにしたのです。
常に衝動的w

■知らなかった!二輪の免許制度

二輪の免許制度について何も知らなかった私は、
小型二輪の免許を持っていても、
普通二輪を取得する際は普通二輪の免許を初めて取る人と同様に
イチから教習を受けるものなのかなぁ?と疑問に思い、
ネットで検索してみました。

出てきたのは、全国各地の自動車教習所のHP。
まさに私のような「小型二輪から普通二輪にランクアップしたい!」
という人に向けた案内ページがたくさん出てきました。

そこで初めて知ったのが「限定解除審査」
すでに二輪の免許を持っている人は新たに「取得」するのではなく、
「限定条件が付いている運転免許を限定のない免許に変更するための審査」のコースになるのだそうです。

私の場合で言うと、
私の「二輪免許」には「小型に限る」「ATに限る」という、
二つの限定項目があり、
この限定項目を解除して「普通二輪」免許となることを
「限定解除審査」というのだそう。
小型ATから普通二輪MTへの審査は、技能教習8時間が義務付けられています。

つまり、イチから普通二輪を取得するとなると
学科や技能教習など、最低でも18時間(普通自動車免許有の場合)はかかりますが、
小型二輪AT免許所持者は、8時間技能教習を受けて見極めでOKが出れば卒検を受け、
それに合格すれば晴れて限定のない普通二輪免許取得となるわけです。
(小型二輪MT免許から普通二輪への限定解除は技能教習5時間)

■教習所ごとにルールが違う?

ネットで「限定解除」についてしっかり調べたうえで、
3か月ぶりに小型二輪教習でお世話になった教習所に再び入校の申し込みに行きました。

ところがね、受付のお姉さんが
「小型二輪ATからいきなり普通二輪には行けません」というのです。

ん?どういうこと?

お姉さんによれば、「小型二輪AT限定の人は、まずは小型二輪MTの免許を取って、
それから普通二輪に進むことになっている」とのこと。

ちょっと待って!
車の免許しか持ってない人はいきなり普通二輪とか
いきなり大型二輪とか取れるのに、
小型AT持ってる人は直接普通二輪取れないってどういうこと?
おかしくね?納得いかないんですけど。

っていう私の気持ちをなるべく丁寧な言葉に置き換えてお姉さんに伝えてみるも、、
「そういう決まりなので」とお姉さん。

「え?法律で決まってるんですか?それとも教習所の独自ルールですか?」
と聞いてみたところ、お姉さんは「法律で決まってます。どこの教習所もそうです」
と言ってたけど、ほかの教習所のHPもたくさん見てきた私は、
「これはおそらくお姉さんが知らないだけで、教習所によっていろいろルールがあるのだな」と思い、
説明だけ聞いて退散しました。

納得のいかない私は、その足でそのまま別の教習所へ。
「あの~、小型二輪ATから普通二輪の免許を取りたいのですが…」と
受付で恐る恐る言ってみたところ、「限定解除の審査ですね~!承りました!」とあっさりw
その場で申し込みを済ませたのでした。
やはり、教習所によってルールがいろいろ違うようです。
疑問点があったら申し込み前にしっかり質問しておくことをお勧めします。

ちなみに、審査だけでなく、教習にかかる費用も教習所によってかなり差があるので、
事前にしっかり調べておきましょう。
最初に小型ATを取った教習所ではたまたま二輪免許取得キャンペーンをやっていて、
候補にあげていたいくつかの教習所に比べて3万円くらい安く済みました。

限定解除の審査は、通常の教習と料金が異なります。
私が受講した教習所では6万5千円くらいでした。
(小型二輪ATから普通二輪MTへの限定解除審査コースの場合)

■いよいよ入校

コロナの影響で、今年は例年に比べて二輪免許を取得する人が
めちゃくちゃ多いのだそうです。
(公共交通機関に乗りたくないとか、そういう理由で…)

申し込みをしに行ったのは実は8月の終わりだったのですが、
「予約が取りにくい状況になっているから9月過ぎまで待ったほうがいい」
と言われました。

一番の理由は、限定解除の審査の教習期限が3か月と短いから。

最初に教習を受けてからなかなか予約が取れないと
あっという間に3か月が経過してしまうので、
「学生が減ってくる9月以降のほうが良い」という
教習所の受付のお姉さんのアドバイスを聞いて、
10月まで入校を待っていたのでした。

待ちに待った入校式の日。
この日は適性検査や説明だけで教習はなしということでしたが、
入校式後に教習の予約を取りに行くと、
「今日2時間空いてますけど、乗ります?」と急な展開にw

心の準備は全っ然できてなかったけど、
気づいたら「乗ります!!」と答えてましたw

■普通二輪免許取得に向けて用意したもの

今回私が普通二輪免許取得に向けて用意したのはシューズ。
クロスカブはロータリーミッションで下に踏んでギアチェンジをしていく
仕組みなので、基本、どんな靴でも乗れてしまうのですが、
MT車に乗るとなるとやはりシフトペダルが当たる場所に
ガードがついているシューズが欲しい。

というわけで、RR5837ラフライディングスニーカーをゲットしました。
ファスナー付きで脱ぎ履き楽々!
外側についているのはバイクを傷つけないように!

一見普通のハイカットスニーカーに見えるカジュアルさもお気に入り。

そして、カブ乗りにはいままで必要なかった
「シフトガード」がついてるってだけで、
なんかめちゃくちゃテンション上がりましたw
わ~、私ライダーっぽい!!www

このシューズを履いて技能教習を乗り切りました。
ただ、私の技術不足のせいなのか、
せっかくシフトガードがついてるのにギアチェンジをつま先で
やってしまうことが多く、
白いつま先部分が真黒く汚れてしまう(汗
なので、つま先まで真っ黒の色違いのものももう一足欲しいですw

年末発売予定、グリップ力が自慢のブロックソールの新製品
RR5828ラフライディングスニーカーBS のブラックがキニナルw


※この画像は一般公開初出です♪ ソールが見えているブラックの紐は黒にして真っ黒になる(奥のと同じ)予定だそうです。

このシリーズは立体式インソールや裏地付きなど、
履きやすさも計算された優秀なライディングスニーカーです!
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!

■とりあえず前に進んでみる

「バイクに乗ってみたいけど免許取れるかな…」と不安に感じている方や、
私のように「小型を取ったけど大きいバイクに乗ってみたい」
と思っている方が、きっとたくさんいると思います。

そんな方々に、私の経験が少しでもお役に立てばいいな…と思い、
この記事を書いています。

私が「バイクに乗りたいな」と思い始めたのは、なんと50歳のとき。
もちろん「この歳でバイクに乗れるのかな?」「免許取れるのかな?」
という不安は大いにありました。
でも、年齢が年齢だから余計に悩んでる暇はなかったw

「挑戦する前からあきらめないで、まずはやってみよう!
やってみてダメならあきらめよう」

そんな気持ちで教習所に乗り込んだのですw

成功したらもちろん嬉しいし、失敗しても「挑戦したことに意味がある」
いつもそんな気持ちで新しいことに挑戦しています。

次回は、400㏄のMT車教習で苦戦する様子をお送りいたします。

お楽しみに♪