ラフ&ロードが配信するWEBマガジン「MOTTOラフロ」           商品レビューからキャンプ、ツーリングネタなど、バイクで楽しむ様々な事を配信していきます。

「#シッタカヤマ」TE250iでハードエンデューロ in 成田MXパーク

新型コロナの影響で各イベント(モーターサイクルショーなど)が中止や延期になり大変残念です。

周りの方々と気をつけ合いながら早く終息することを願うばかりです。

という時ではあるのですが、「だからこそかな~」

人が少ない山の方は大丈夫だろうということで、心身ともにリフレッシュをするために千葉県の成田モトクロスパークへ行って来ました。やはりバイクで走るのが一番スカッとしますからね。

今回はハードED体験が目的です。

♯シッタカヤマとしてはハードED(のマネゴト)にチャレンジするとは全く思いもよらない事でしたが、ある絶滅危惧種の2STマシンとの出会いがきっかけでなぜか?その方向に足を踏み入れてしまいました。

ハードEDが人気が有るのは理由が有るわけで、「面白いだろう」とは思っていました。しかし、バイクに“優しくない”ということが引っかかりこの競技は自分には「無し」と決めつけていたのです。

ラフロオフロード部 in 成田MXパーク
ラフロオフロード部 in 成田MXパーク

今までにない未知の世界の扉を開けるワクワク感がたまらないコース到着の朝!

参加メンバーはラフロのモトクロス派とエンデューロ派からなるオフロード部の面々と、いつもお世話になっている常連の勇士の方々!

ラフロスタッフである ED派の細川、小野里組とは定休日が異なる部署のため一緒に走るのは新鮮!

EDコースの走り方は、レース経験も豊富な彼等に教えを乞うこととなります。

ラフロのオフロード部+勇士
ラフロのオフロード部+勇士

まず、EDコースの入り口にはこのような一本橋などの練習用でもあり、コースの一部にもなるセクションがあります。

この時点でこれから走る場所を想像して内心ブルーになっていたのは内緒です。

 

と、この後は走っている画像等を撮る余裕も無いぐらいスタックして、時間が過ぎ去って行き、走りの課題が凄く残る一日でしたが、今後を期待させる楽しい予感のする一日でもありました。

今回使用した最近相棒となったハスクバーナTE250iです。

シェイクダウン時
川越のオフロードヴィレッジでシェイクダウン時

成田MXパークの当日をむかえるにあたり、この相棒を、丸太越え・ステアケース・ガレ場などのセクションから自分の技量で守ることができるか?超不安でした。

傷やへこみは免れないだろうけど、ダメージを最小限で抑えたいということで、ガード類を考えられる限り装備しようと、

オフロード担当タカミのアドバイスを受けて、装着した各部プロテクションパーツをご紹介します。

フロントディスクカバー
ACERBIS フロントディスクカバー

ノーマルでは装着されていないFDC(フロントディスクカバー)は、カラーが豊富で強度においても実績のあるACERBISを選択。

この車両のフォークカバーにイエローが使われているので同系色のフラッシュイエローにしました。

公道でも走れるバイクなので装着後に、走りながらショーウィンドウに写る姿を見て「このイエローはカッコイイぜ」と思っちゃいました。

ACERBISフォークシューカーバー
ACERBISフォークシューカーバー

以前はこのようなパーツはあまり出回ってなかったんですよね、フォークの下側を守るために今ではおススメのアイテムになりました。

*後で、純正オプションのアクスルプーラーも付けたのですが、持ち手の部分がこのカバーに干渉するので、装着するには加工が必要でした。

ACERBISフォークシューカバー左
ACERBISフォークシューカバー左
ACERBIS X-GRIPフレームプロテクター
ACERBIS X-GRIPフレームプロテクター

これは、かなり人気のパーツです。MXマシン~EDマシンまで装着率が高くマストアイテムと言っても良いと思います。かっこいいデザインでガードしてくれるだけではなく、ニーグリップ(ヒールグリップ)の時にブーツと車両が密着しマシンコントロールがし易くなります。ガードの素材と表面の凹凸が良い感じなんです。

ACERBIS X-GRIPフレームプロテクター左
ACERBIS X-GRIPフレームプロテクター左
ACERBIS TA-TIRE BELT(スタックベルト)
ACERBIS TA-TIRE BELT(スタックベルト)

スタックしたときに助けていただく人に持ち手として使ってもらうベルトですが、フロントフェンダー回りのワンポイントとしてデザインが気に入ってます。

ACERBISは、ベルトの質感が良くて、機能的(バックルで簡単装着)でいて見た目もカッコいいんですよね!

ハンドガードは、オフロード車には鉄板パーツですが、ライダーにより重さを気にされる方がいらっしゃいます。私もその一人です。

今回装着したACERBISのハンドガードはアルミがベースなのでスチールのタイプより軽くて気に入っています。

ACERBIS エンデュランスハンドガード
ACERBIS エンデュランスハンドガード
ACERBISのエンジンケースガード(樹脂)
ACERBIS エンジンケースガード(樹脂)

転倒時や、自分のブーツとの擦れからケースを守ってくれる頼もしいパーツです。

*装着するのにシフトペダル、ブレーキペダルの着脱が必要でした。洗車時など定期的に外して掃除が必要です。

エンジンケースガード左側
ACERBIS エンジンケースガード左側

 

ACERBIS サイレンサープロテクター
ACERBIS サイレンサープロテクター

サイレンサーに巻いてあるシリコーン製の黄色いパーツです。

名前の通りサイレンサーの保護がメインですが、ツーリング用のサイドバッグ取付け時にバッグの熱焼け軽減にもなります。

と、改めて見直すと後付けパーツは全てACERBIS製だったのを今気づきました。(本当で~す)

今回はトータルコーディネート的なバランスを考えてのパーツ選びというよりは、マシンを守ることが前提だったので、あれもこれもと追加しながらの装着となったのですが、結果として一つのメーカーに統一されたのでバランスは悪くなかったと思います。我ながら気に入ってます。

そうそう、この他にも、純正オプションで、アルミのリアディスクガード(シャークフィン)、リアサスペンションのリンク部を守る樹脂製のガード、電動ファン、チャンバーフランジのプロテクションをディーラーさん(YOYOさん)に納車時に装着をして頂いていたのを忘れてました。

走行後は、泥化粧と、案の定の転倒により本来の姿?になった感じです。これぞ大人の泥んこ遊びといったところでしょうか?!

今後のパーツ装着プラン

ツーリングもできる(公道も走れる保安部品装着)マシンなので、シチュエーションによりタイヤのチョイスを変えるため、

・テクニクスさんTGRのレーシングホイールもGETしました。ブルーのハブにブルーのニップルで、これも凄くかっこいいんですよ。消耗品ということではなくセッティングパーツとしてスプロケットもノーマル50丁から52Tをチョイス。これは純正オプションのブルーを用意して、フロントアップのし易さを狙っています。

・チェーンはDIDを予定(個人的に好きなだけです)

・ディスクローターは、ディーラーさんの情報で、兄弟車両のKTM250EXC6DAYSのフロントがフローティングタイプで、リアがスリット無し、ということを知り、どうせだったら変えてみようということで、ハスクの純正オプションでも出ていたので、それを調達。

・タイヤは、楽しく悩み中。

ツーリング(林デューロ)用でTGRのホイールにノーマルの50T(ブラック)、チェーン、タイヤ(FIM公認の6DAYS)などを移植、F,フローティング、R,スリット無しのディスクローター、を装着。

コース用でノーマルホイールに52Tのブルーのスプロケに、DIDのチェーン、タイヤはリアはGEKOTAが有力。

あと、迷っているのがクリックンランドの着脱式のLEDウィンカーにも交換したいですね・・・と、まだまだやりたいことが出てきちゃうんですよね!

この車両ですが、ラフロ川崎店にて展示することがあります。(走りに行く週は有りません)パーツ選びの参考にして頂ければ幸いです!!

同様に横浜店には3万キロ以上走って傷だらけ状態だったWR250R初期型を外装、ホイール、各部消耗品の交換とベアリング類のグリスアップを当店PITスタッフに相談・作業依頼して絶好調になった車両を置いてあります。

ハードED初心者の私ですが、木曜日(ラフロ定休日)に走りに行くことが多いです。只今一緒に遊んでくれる方を募集中です!

成田MXパークを走り終わった後の感想として、モトクロス、エンデューロはやっぱり最高に楽しいです。リフレッシュできます!

しかしながら、第一に身体の安全、そしてマシンのことを考え自分の力量に合わせてトライしていかないと危険度が高いスポーツ(競技)でもあります。私もですが初心者の方は、しっかりとしたアドバイスを受けながら練習をして楽しく走行できるようになることを目標にして頂ければと思います。

ラフロのオフロード部のスタッフたちでサポートができれば幸いです。是非ご来店してお気軽にお問合せ、ご質問ください。