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目指せ知床!さすライダー的1週間の北海道ツーリング計画

MOTTOラフロをご覧の皆様こんにちは、北海道が好き過ぎて移住しちゃった男、さすライダーです。

毎年夏になると頭に浮かぶ「北海道」という魅惑の3文字に、今年もやられちゃってるライダーは多いのではないでしょうか?

ちなみに僕は完全にやられちゃったパターンですので、くれぐれも皆様はお気をつけ下さいね、、、ということで、今回はそんな北海道にやられちゃった僕が計画した、北海道のおすすめルートを紹介したいと思います(きらり)

なお、条件としては「首都圏ライダーが1週間の休みで北海道に行く、現地までの移動手段はフェリー、目的地は僕が大好きな知床」という設定になっております。

知床横断道路
知床が僕を呼んでいる(知床横断道路)

0日目:シゴオワから〜のフェリー乗船

首都圏ライダーが北海道へ行くとなると、最もポピュラーなのは大洗から出ている長距離フェリー「さんふらわあ」で苫小牧を目指す方法です!

ちなみに出港時間は「19:45」となっているので、シゴオワから〜の乗船も十分可能で、1週間の休みの貴重な1日を消費せずに出発できます。

「え?シゴオワ直とか絶対ムリ無理、休みの前日は夜までガッチリ仕事だぜ?」というライダーは、後に説明する知床の2泊を1泊に切り替えて貰えばOKです。

船内では船旅独特のゆったりとした時間を満喫して、日常から旅モードへと頭を切り替えましょう!

大洗港
僕は待ちきれなくて一番乗りするタイプです(仕事は?)

さて、ここで出発前の豆知識ですが、北海道は夏でも寒い時があるので、本州のように上下メッシュジャケットのみ!というのは我慢大会フラグです。

出来ればインナーの脱着や、ベンチレーションで気温の変化に対応できるジャケット・パンツを用意するのがベストで、僕はラフロのジャケット「ラフパーカー」とそれにジョイント可能なインナー「ウインドガードスリムインナージャケット」パンツはベンチレーション装備の「EI:EO ストレッチライドデニム」の組み合わせがオススメです!

1日目:日高のキャンプ場を目指せ

船旅のゆったりとした時間を十分味わった後は、いよいよ「13:30」に苫小牧港に着岸です!

ライダーならフェリーの大きなハッチが開いた瞬間に、一斉に走り出すバイクにテンションが上がっちゃいますが、まずは腹ごしらえしましょうね。

フェリーターミナルから10分くらいの場所にある「マルトマ食堂」では、苫小牧名物のホッキ貝が山盛りの「生ホッキ丼」がリーズナブルに味わえちゃいます。

早速北海道の美味いものを食べた後は、日高の「沙流川オートキャンプ場」を目指して走りましょう。

マルトマ食堂
フェリー降りたら「マルトマ食堂」へ直行です
日高沙流川オートキャンプ場
苫小牧から100kmちょいの距離にあるキャンプ場が「沙流川オートキャンプ場」です

そうそう、北海道をバイクで旅するなら、僕は断然キャンプで周ることをオススメします!

ラフロの「ラフリアバッグ53」なら、キャンプ道具一式をシートバッグにまとめることが出来ますので、パッキングがスッキリします。

2日目:道内最高所の「三国峠」を走る

いよいよ2日目からは、本格的な北海道ツーリングのスタートです!

まずは日勝峠(国道274号線)経由で上士幌まで行き、誰もが思い描く「This is 北海道」な景色が広がる「ナイタイ高原牧場」のワイディングを満喫しちゃいましょう。

頂上のレストハウスでマイウーなソフトクリームを食べて、その後は道内最高所の「三国峠」を目指し眼下に広がる樹海の圧倒的スケールに胸キュンしちゃって下さい(きらり)

最後は国道39号線沿いにある「道の駅 おんねゆ温泉」の近くにある無料キャンプ場「つつじ公園」で温泉入って爆睡しましょうね。

ナイタイ高原牧場
This is 北海道「ナイタイ高原牧場」
三国峠
道内最高所の1,139mにある峠が「三国峠」です

三国峠のような標高の高い峠を走る際は、北海道では気温が一気に下がる場合があるので、メインのグローブの他に暖かいグローブもあるとナイスです!

僕はメイングローブの「ツーリングアーマーグローブ」と、寒い時用に「ウインドガードグローブEX」を持っていて、後者はグリップヒーターの熱を通しやすいグローブなので、グリップヒーター付きのマシンに乗っているライダーにオススメです。

3日目:絶景ワインディング「美幌峠」を攻める

道内3日目のツーリングは、いよいよ今回の目的地「知床」に向かって進みます!

まずはキャンプ場から国道39号線を走って、北見→美幌と移動、その後は道内屈指の絶景ワインディング「美幌峠」へと続く国道243号線にIN。

眼下に広がる屈斜路湖の大パノラマを眺めながら、お次は日本一透明な湖「摩周湖」を経由してオホーツク海へ!

知床へと続くシーサイドルート、国道334号線をウトロの町まで走って、僕が日本一好きなキャンプ場「国設知床野営場」でフィニッシュ、ここに2泊します。

美幌峠
美幌峠の眺めは圧巻の一言です
摩周湖
霧の摩周湖って美味しいの?

4日目:キャンプ連泊で知床を満喫

朝から晩までひたすら走る北海道ツーリングも良いですが、たまにはキャンプ場で連泊して、のんびりとした一日を過ごすのも良いもんです。

知床は世界自然遺産に登録されていて、とにかく自然が綺麗で、空気がとても美味しく、道がどこも最高で、野生動物が可愛い!というこの世の楽園みたいな場所です。

初めて知床に来た場合は、知床連山が一望できる「知床五湖」断崖絶壁を流れる滝「フレペの滝」の観光がオススメで、散歩程度のライトなトレッキングを楽しめます。

どちらもキャンプ場からバイクで1時間以内で行ける範囲なので、朝はまったりしてお昼頃に観光に行くのがオススメですよ。

国設知床野営場
国設知床野営場は快適なので連泊でも問題なし
知床五湖
知床連山を一望できる「知床五湖」
フレペの滝
日本離れした風景が広がる「フレペの滝」

5日目:ライダーの聖地「開陽台」巡礼

知床のマイウーな空気のお陰で、すっかり身も心も綺麗になったと思うので、5日目はライダーの聖地を巡礼したいと思います。

もともと北海道自体がライダーの聖地と呼ばれていますが、中標津にある絶景スポット「開陽台」はライダーが発見したとされる聖地中の聖地なんです!

広がる360度の大パノラマを堪能した後は、広大な牧場地帯を貫く「ミルクロード(国道272号線)」経由で、日本最大の湿原「釧路湿原」へと向かいます。

蛇行する釧路川を一望できる「細岡展望台」で「デッカイどう北海道」を体感した後は「達古武オートキャンプ場」で美しい夕日を見ながら「フッ、全く北海道ってやつはよ(きらり)」と北海道最後のキャンプをエンジョイしましょう。

開陽台
ライダーの聖地「開陽台」は行っておきましょう
細岡展望台
釧路湿原の絶景スポット「細岡展望台」
達古武オートキャンプ場
日常に帰りたくなくなる「達古武オートキャンプ場」の夕日

6日目:北海道の最後の日

あぁ〜あ、ついにこの日が来てしまいました、、、1週間の北海道ツーリングは、丸々道内にいれるわけではなく、前後のフェリーの日程を考慮する必要があります(つまり道内は実質5〜6日)

ってとこで、釧路から苫小牧までは結構な距離がありますが、道東自動車道に乗ってしまえば、後は高速道路だけで苫小牧まで行けちゃいます。

なので、最終日もとにかく北海道を走りたい人は下道エンジョイ、早めにフェリー乗り場に着きたいライダーは高速道路を利用しましょう。

なお、苫小牧にある「道の駅 ウトナイ湖」とその目の前にある「三星」は、北海道のお土産の宝庫となっているので、家族や職場にお土産を買うならここで買いましょう!

道の駅ウトナイ湖
道の駅ウトナイ湖はお土産コーナーが充実しています
三星
三星ではハスカップスイーツを買いましょう

7日目:家に帰るまでがツーリング

楽しかった北海道の旅も終わり、大洗で開くフェリーのハッチが現実への入り口のように思えますが、旅は終わりがあるから旅であって、また来年も北海道に行けばいいんです!

ツーリングは家に帰るまでがツーリングなので、ちゃんと無事に家に帰って初めて北海道ツーリングは終了します。

きっとまた来年も、そのまた次の年も、愛車と必ずまた北の大地へ行けることを願って、これにて1週間の北海道ツーリングは完了となります。

オロロンライン
次はオロロンラインに行くのも良いかな?

まとめ・ルートマップ

今回紹介したルートは、あくまで僕が「首都圏から出発する1週間の北海道ツーリングをするなら」という条件の元に考えたルートで、旅には正解も間違いもありません。

あなただけの素敵な北海道ツーリングが実現することを願って、最高のきらりで締めたいと思います(きらり)

※下記ルートマップはあくまで概要です