Hola!
僕のブログを楽しみにしてる方も、そうでない方も、初めましての方もこんにちは♪
南米ツーリングも佳境にさしかかり、そろそろパラグアイに戻る事を考え始めた僕ですが、ボリビア出国時に、前回お話した『ボリビア再入国不可』という、新しい縛りが生まれ僕の頭を悩ませます。
そしてそれ以上に気になるのが体調不良。
喉の痛みと軽い倦怠感を感じながらペルーに入国し、しばらく走ってたのですが、どうも具合が優れずペルー入国後最初の大きめの町『プーノ』で休む事にしました。

体調すぐれずプーノで早速「6日間」も沈没とは…
元々その日は、ボリビア出国のみがマスト項目であり、後は何も決めてなかったので無理して走る必要はありません。
プーノは、コパカバーナ同様『チチカカ湖』沿いの町。
とりあえずバイクが入りそうな宿を探し、午前中にはチェックインをしてホテルでゆっくりしました。
プーノは合計6日間滞在。
基本的には宿で療養。
食事はフルーツ中心といった形で食べられそうな物に手をつけ、薬局で処方された薬を飲む毎日です。
これがその時のあんまり美味しくなかった謎のフルーツ(笑)

そしてペルーのみで売られているインカコーラ。
ちょっとエナジードリンク?っぽい味がしました。僕は普通のコーラの方が好きかも。

世界は狭い?タジキスタン以来の旅人と南米で再会!
プーノに来て3日目。
この町では、大部屋にいくつかの2段ベッドが置いてあり、複数人が一つの部屋に寝泊まりする”ドミトリー”と呼ばれるタイプの宿に泊まってたんですが、部屋に新しい宿泊者がやって来ました。
なんとなく見覚えのあるアジア系の男性。
どこで会った?ウユニ?いやトゥピサ?などとボンヤリ考えていると、彼の方から僕に話かけてきました。
「キミ、去年タジキスタンのドゥシャンベにいなかった?確かバイクに乗ってたよね?」

長旅をしていると、例えば南米で知り合った旅人に南米の別の国で再会!なんて事は珍しくないんですけど、タジキスタンで会った人に翌年、南米で再会ってのは結構レアなケース。
中華系マレーシア人の彼は、世界一周中にプーノに寄ったそうです。
「It’s a small world(世間は狭いね)」
という事を心の底から実感しました。連絡先を交換し、彼は翌々日出て行きました。
プーノを出発したものの、やっぱり体調悪化してる…
迎えたプーノ滞在6日目。
薬のおかげで少し体調が良くなった気でいた僕は、プーノを出発します。
『クスコ』というペルーの大都市方面を目指してバイクに跨ります。。。
が、やっぱり具合悪い…
走り出して2時間くらい。考えたくないけど多分悪化してる。
プーノに来た時よりかは、良くなった気でいたけど全然ダメでした。
休んでは走りを繰り返し、プーノから100kmくらい先の小さな町『プカラ』で昼食を取る事に。

小さなレストランに入り、お店のおばちゃんに「具合悪いからスープとか食べやすい物が欲しい」と注文。
そしたらそのおばちゃんが良くも悪くもお節介を焼いてくれるおばちゃんで、
「今日はこの町に泊まりなさい。宿探してあげるから」
と、言ってくれました。
この時、倦怠感や悪寒も酷くて正直、とても走れる状態では無かったので、おばちゃんの言う通りこの町で休む事にしました。
「薬局すぐそこだから、とりあえず薬買っておいで。」
と言われ、レストラン近くの薬局で薬を買いました。その時熱を測ったら
『39.1℃』!
クスコまでの街道沿い、プカラでまた力尽きる…
そりゃシンドイよ。。。
っていうか、全然良くなってないじゃん。
ずっと解熱剤の効果で有耶無耶にしてたけれど、僕の体自体は全然回復してませんでした。
レストランに戻ると、おばちゃんが宿を見つけてくれたみたいで案内してくれました。

ガソリンスタンドに併設されてる建物の2階が宿になっていました。
1週間経っても一向に良くならない体調。。。
バイク売却にはパラグアイに戻らないと行けないけど、ボリビアは通行不可。。。
不安要素は増えるばかり。
この先果たしてどうなるのかなぁ。
募る不安は体調不良のせいならいいのですが。。
今回はここまでです。
次回こそ復活出来ることを願って。
それではまた!
¡Nos vemos pronto!