皆さんこんにちは♪
居心地の良すぎたペルーのピサックをなんとか脱出し、『プエルト・マルドナド』という町にやってきました。

尚、ここに向かう際のピサック〜プエルト・マルドナルド間の峠が本当に素晴らし過ぎる道でして。。。
悶絶レベルの絶景ロード。今回の南米ツーリングでベストだったかも。
早く皆さんに紹介したい。という事で更新、頑張ります(`_´)ゞ
琵琶湖の12倍!ついに国境のチチカカ湖畔へ
さて、ボリビアの事実上の首都『ラパス』を後にし、ペルーとの国境近くの町『コパカバーナ』を目指します。
コパカバーナは、琵琶湖の12倍の大きさを誇る『チチカカ湖』沿いの町です。

さて。ここで問題が。。。
ガソリンが手に入らない。
ボリビアは外国人にガソリンを売ってくれないスタンドが多くあります。
理由は最後まで判明しませんでしたが、スタンドに行ってもスタッフがナンバープレートを見て、僕が外国人と分かると、
「ごめん。君には売れない。」
と断られるのも珍しくない。多分なんか法律的な問題なんでしょうね。
という事で、ガソリンを売ってくれるスタンドを探してたら、結構時間を食ってしまいました。
まぁ、予定通り行かない事がある意味予定通りなんで、今日も気楽にコパカバーナ”方面”を目指します(笑)
しばらく走ると、チチカカ湖が見えてきました。
標高約4000mの高地にこんなにデカい湖があるとは。

湖畔の町、コパカバーナに滞在しリフレッシュ
このチチカカ湖、見た感じは本当に海。
途中、フェリーにバイクを乗せて湖を渡ります。

ここではバスもフェリーで運ばれてます。

値段は忘れたけど安かったとはいえ、お釣りをチョロまかそうとしてきた船乗りに、少しイラつきました(笑)
夕方にコパカバーナに到着。町から少し離れた宿が安くていい感じだったので、そこにチェックイン。
夕暮れの時間帯だったので、湖付近を軽く散歩します。

やはり水面に沈んでくサンセットはいいですね。
ずっと山岳地帯にいたので、水面に溶けていく太陽を見るのは久しぶりです。
翌日はコパカバーナ付近を探検。

サイズは小さかったけど、ビーチがありました。入る気にはなりませんでしたが。
町はこぢんまりしててのんびり出来る雰囲気がまたいい。
ラパスの様な大都市の後だから、ギャップを感じますね。

コパカバーナは2泊ほどして出発しました。
少し喉が痛いのが気になる所ですが。
湖沿いを走りペルーとの国境に向かいます。
そしてこの後、国境にて、この先のルート変更に大きく関わる問題を告げられます。
ここにきて帰りのルート変更?そのワケは何??
ボリビアの出国手続き中に、職員に
「キミ今日でボリビア90日目だね。という事で今年はもうボリビア入れないから、気をつけてね」
と忠告を受けました。
外国人が他の国へ入国するにあたり、
●ビザが必要なのか?
●ビザ取得が免除されている国なのか?
は、その人が持ってるパスポートによって大きく変わってきます。
情勢が不安定な国のパスポートだと、やたらとビザ取得を求められたりと、海外旅行をする上での自由度が、かなり制限されたりします。
ちなみに、我々日本人の持つパスポートは、世界的に最強クラスに信用度が高く、ビザ無しで渡航出来る国数もトップレベルです。
そんな我々が誇るべきハポネスパスポートだと、ボリビアにはビザ無しで90日滞在出来ます。
もちろんこの事は知っていたのですが、
『1年間のトータルでの滞在可能期間が90日』
というのは、知りませんでした。完全なる誤算です。
というか調査不足。orz…
良くあるルールで、同じ様に滞在日数が決まっている国でも、一度国から出てしまうと滞在日数のカウントはゼロからになるから、再入国可能だよーみたいな国があります。てっきり同じようなルールだと思っていました。
今日がボリビアに来て滞在90日目で、何が何でも出国しないといけないと、多少体調が悪い中無理にでも出てきたのですが…
ここで何が問題かというと、パラグアイで買った僕のバイクは原則パラグアイでしか売却が出来ません。
この後ペルーを走ってから、ボリビアに再入国し、ボリビアの中でまだ走ってないエリアを通って、パラグアイに戻る予定だったのですが、ボリビアが通れないとなると大幅なルート変更が必要になります。

赤のマーカーが引いてある所が、ざっくりと通ってきた道です。
という事で、ボリビアを通らずペルーからパラグアイに戻るルートとなると…
●ペルー → 太平洋側チリ → アルゼンチン → パラグアイ
●ペルー → アマゾン側ブラジル → パラグアイ
いずれかを模索しなければなりません。
まぁなるようになるか。。。
ボチボチこの南米ツーリングも佳境に入ります。
次回からペルー編突入という事で、もう少しお付き合い頂けたらと思います!
今日はここまで。
それではまた!
¡Nos vemos pronto!
P.S この後のペルー入国は滞りなく終わり、最初の町『プーノ』まで進みました。