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積んでヨシ、背負ってヨシ!ライダーの強い味方な二刀流バッグ【SCHWARZ R アタックザック】

MOTTOラフロをご覧の皆様、こんにちわ♪ ただいま絶賛「おバイク夏眠中」の男、さすライダーです。

北海道には雪でバイクに乗れない「冬眠」と呼ばれる期間がありますが、それに加えて近年は北海道でも夏に30度を超える日が珍しくないので…気温が20度以上になると極端に行動力が落ちる僕は、今年から泣く泣く「夏眠」も始めた次第です…

つまりはバイクに乗れる期間はもはや春と秋だけになってしまいましたが…その僅かな期間のツーリングを最大限楽しむために、この度おニューなツーリングバッグを手に入れたことをご報告いたします!

その名も「RR9557:SCHWARZ R アタックザック」シートバッグとしてもバックパックとしても使えるライダーの強い味方です(ニヤリ)

こちらはバックパックスタイルです

SCHWARZ R アタックザックとは?

ラフロはこれまで様々なタイプのツーリングバッグをリリースしていますが、今回紹介するアタックザックはラフロの創成期から受け継がれてきた熟成のロングセラー商品です!

実は僕もその昔バイクでオーストラリアを一周した際に、アタックザックに大変お世話になった経験があり「質実剛健、強靭な作り、斬新な機能」というコンセプトを身をもって体感した次第ですYO

熟成のロングセラー商品です(積載に必要なコード、レインカバー付き)
その節は大変お世話になりました!

そして、そんな僕にとって特別な存在のアタックザッグの最新・最強モデルが「SCHWARZ R アタックザック」で、以前紹介した「SCHWARZ R ワンショルダー」と同様に、一般的なナイロンの実に7倍もの強度を持つ超高耐久素材「コーデュラ」を用いたヘビーデューティー仕様のアタックザックとなっております!

つまりはもともと質実剛健で強靭な作りのアタックザックが、あろうことかコーデュラによって更に強化されちゃった感じで…もやは「GSがGSアドベンチャーになっちゃいましたYO」ってな感じの仕上がりになっています。

要はライトなツーリングはもちろんのこと、過酷なアドベンチャーツーリングにも対応できる信頼性の高いイケてるツーリングバッグ、それが「SCHWARZ R アタックザック」ってわけです。

早速と輝く「コーデュラ」の文字
このコーデュラが目に入らぬか!

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最大の特徴:シートバック・バックパックの2Way仕様

SCHWARZ R アタックザックはタイトル通りの「積んでヨシ、背負ってヨシ」なシートバックとバックパックの2Way仕様となっており、しかもその切り替えが面倒じゃ無いことがポイントです!

具体的には付属のアジャスタブルバンジーコード×2本を車体のフレームやキャリアに引っ掛けたり通したりして、から〜の、バッグ側に4カ所あるベルトループに同じく引っ掛けたり通したりするだけでシートバッグとして使えてしまいますYO

ちなみにアジャスタブルバンジーコードの長さは簡単に調整できるので、少なくても僕はR1200GS、G310R、そしてセロー250の3台に問題なく取り付けできました♪

こちらがアジャスタブルバンジーコードです
GSのシートに固定(矢印はバッグ側のベルトループ)
反対側の図
バッチリ固定されてます
G310Rはフックを車体側に引っ掛けて固定(バッグ側はコードを通す)
いい感じに固定できてます
セロー250はラフロキャリアなので一番簡単
キャリアにコードを通してバッグ側に引っ掛ける(王道)

例えばツーリング中はシートバッグとして活用して、宿に着いたらバックパックとして背負ってイージーチェックイン!

それから最近何かと話題のレンタルバイクツーリングなら、家で必要な荷物をSCHWARZ R アタックザックに詰め込んで、から〜の、バックパックとして背負って飛行機に乗って(預け荷物でもOK)から〜の、現地でレンタルバイクを借りたら速攻シートに固定!つまりは荷物を背負わず身軽な格好でライディングぅ〜!なんてことができちゃうってわけです。

…って?なになに?シートバッグとして使う際にアジャスタブルバンジーコードが邪魔にならないかって?…そこはバッグの両サイドに収納用ポケットがありますのでご安心ください♪

宿に着いたらバックパックモードで楽々チェックイン
レンタルバイクツーリングの強い味方です!
アジャスタブルバンジーコードはここにIN

荷物の積載量をチェック

SCHWARZ R アタックザックの積載量は約30Lと必要十分な容量で、しかも便利なポケット類が所々に設置されております。

具体的にはバッグ上部のジッパー式の収納スペース、それから左側のジッパー式ポケット、そしてバッグ中央にレインウェアやグローブの収納に便利なメッシュポケットが付いております!

しかもメインスペースにもジッパー付きポケットとタブレットなどの収納に適したスリットが付いているので、これでどんなに荷物でも積めちゃいます!って感じですYO

バッグ上部にジッパー式の収納スペース
ベロ〜ン(これは結構入るわ)
左側にジッパー式ポケット(スマホ収納に良さげ)
グローブやレインウェアの収納に便利はメッシュポケット
メインスペースにジッパー付きポケットとスリットあり

ってことで、これらの収納スペースを最大限活用して荷物を入れてみたところ「収納ケースに入れた状態のMacBook、ガジェットポーチ、レギュラーグローブ、防寒グローブ、レインパンツ、洗面用具一式(ポーチ)、折りたたみタオル、折りたたみ傘、水筒、財布、スマホ」が全部余裕で入ってまだ全体の8割程度の占有率!という驚きの結果が出ました!

つまりはまだ「着替え+α」くらいは入る余裕があるので、少なくても宿に泊まるツーリングならこのバックだけで十分!という事実が判明いたしました。

これが全部余裕で入りました(スマホはこれを写すために使用中w、財布は防犯上載せてません)

ちなみにスマホは先に紹介した左側のジッパー式ポケットに、それから財布はバッグ上部のジッパー式収納スペースに、そして防寒グローブは寒くなったらすぐに使えるようにメッシュポケットに入れております!

そして「あれ?水筒が見慣れないポーチに包まれているぞ?」と感じたあなたは、どうやら極めて鋭い洞察力をお持ちのようです。

スマホはここに
財布はここに(モバイルバッテリーはイメージです)
防寒グローブはここに
あれ?君は何者だ?

マルチクーラーP.A.S.ポーチ

実は水筒を入れている謎のポーチは「RR9806:マルチクーラーP.A.S.ポーチ」というオプション品で、P.A.S.とはラフロの汎用アタッチメントシステムことで…これに対応しているバッグであればクルリンパ!するだけで簡単に連結できちゃうんです!

そして、SCHWARZ R アタックザックはP.A.S.に対応しているので、500ccペットボトルがスッポリ入る保冷機能付きのドリンクホルダー「マルチクーラーP.A.S.ポーチ」をクルリンパで取り付けできちゃう、つまりは飲み物も持ち運べるってわけですYO

こちらが「マルチクーラーP.A.S.ポーチ」です
背面のアタッチメントをP.A.S.に押し当ててクルリンパ
するとこうなります
保冷機能付きです(内部のアルミ巻き)
これはSCHWARZ R アタックザックのP.A.S.です
つまりはこういうことです

その他の機能や装備

SCHWARZ R アタックザックにはシートバッグとバックパックの二刀流、それからあり余る収納スペースの他にも便利な機能や装備がてんこ盛りで、それを今から詳しく解説していきます(紹介するのが面倒なくらい盛り盛り…)

まずは先に紹介したバッグ上部のジッパー式収納スペースに、ラフロ印のカラビナとイヤホンジャックホールが装備されており、ここに小物をひっかけたり有線イヤホンを通すことができます…とは言っても最近は無線イヤホンが主流なので、あまり使わないかもしれませんが…(正直なアンバサダー)

カラビナとイヤホンジャックホールを装備しています

それからバッグの上部には手持ち用のハンドルグリップが付いており、シートバッグとして使用する際にヨッコラショ!とバイクのリアシートまで持ち上げる時に活用できます!

例えばバックパック使用時にトイレ(大)に入った時に、バッグをフックに引っ掛けるのにも便利です。

ちなみにバイク用品としての嗜みである「リフレクター」も所々に設置されておりますYO

地味に便利なハンドルグリップ
矢印のポイントは全てリフレクターです
僕もリフレクターだよぉ

続けてバッグの底部には荷物の量に応じてコンプレッションできる「ツインボトムストラップ」が装備されており、背中に4カ所あるプニプニと気持ちの良い背面パッドと可動式チェストハーネス、それからイカついウエストベルトで体にピッタリと密着させることができます。

ちなみに長さ調整ベルト類はクルクルホールドシステム(名前が可愛い)で余ったベルトをまとめることができますYO

こちらがツインボトムストラップです
プニプニと気持ちの良い4つの背面パッド
これは可動式チェストハーネスです(僕の写真だと分かりづらいので公式引用)
こちらがイカついウエストベルトです
余ったベルトはクルクルホールド♪

それとこれはおそらく僕だけじゃないと思うんですが…ぶっちゃけバックパックってスマホをすぐに取り出せないのが面倒ですよね?

…だって、スマホって電子マネーで買い物をしたり、地図を見たり、美味しいお店を調べたり…と、ツーリング中にフル活用するから、すぐに取り出せないと面倒ですよね?ね?ね?(強烈な圧)

なのでそんな時はウエストベルトに着脱可能なポーチにスマホを入れておけば、すぐに取り出せてノンストレスってわけですYO…って、ラフロさん、さすがによく分かっているじゃあ〜りませんかぁ。

こちらが着脱可能なポーチです(iPhone入ります)
iPhoneが余裕で入ります
取り付けはウエストベルトに通すだけ

レインカバーも付いてます

おっとおっと、危ない危ない!…基本的にスーパー晴れ男の僕には全く関係のない話なので、危うく存在と説明を忘れるところでしたが…SCHWARZ R アタックザックにはちゃんとレインカバーも付属しています!

…とは言っても、ぶっちゃけこれはあくまで旧型を使い倒した僕の経験上での話ですが(ラフロ公式の見解ではない)実は昔はそれなりの雨男だったことは内緒ですが…アタックザックはその頑丈な作りゆえに弱めの雨なら内部に浸水することはありませんでした。

しかもメインスペースのジッパー周りに「返し」が付いているので、これも小雨程度なら浸水しない理由の一つです。

メインスペースのジッパー周りに「返し」あり

しかしながら、小雨以上の雨が降ってきたら潔くレインカバーを使うべきで…カバーのフィット感を調整できるストッパーと、飛散防止ベルトが2カ所に設置されているので、雨が上がったらカバーもお空に上がっていた…なんてことはございません。

ちなみにレインカバーは折り畳めばそれなりにコンパクトになりますので、常にバッグに入れておくことをおすすめします。

こちらがレインカバーです
バッグをスッポリと覆ってくれます(安心)
フィット感を調整できます
飛散防止ベルトをキャリアなどに絡ませておけば安心

背負ってバイクに跨ってみた

一通りの説明を終えたところで、先ほどの荷物を全部入れた状態でSCHWARZ R アタックザックを背負って神様仏様GS様に跨ってみましたが…思っていたよりは圧迫感が少なく、加えて目立った車体への干渉ポイントもなく、しかも体にピッタリとフィットしているので、実際の重さよりも軽く感じましたYO

これならそもそもリアシートがタイト過ぎて「シートバッグモード」が使えないSSオーナーの方でも「バックパックモード」で十分宿泊ツーリングに行けると思った次第です。

車体への干渉なし+実際の重さより軽く感じる

はい!ということで、シートバッグとしてもバックパックとしても使えて、コーデュラを使っているので頑丈 of 頑丈で、しかも大容量30L+鬼のポケット類で収納力抜群!から〜の、機能満載で体にピッタリとフィットする、から〜の、スマホをすぐに取り出せて雨もどんと来い(要らないけど)

って、そんな魔法のようなツーリングバッグなんてあるわけないだろ?、、、はい、ここにございました!

ってことで、SCHWARZ R アタックザック、これと一緒にまたオーストラリアに行きたくなった僕です(ニコニコ)

旧型も実に良いバッグでした=新型が良くて当たり前!

動画でもSCHWARZ R アタックザックをレビューしています