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【クロスカブとモンキーで行く、2023年九州旅】まずは福岡から佐世保へ!九州旅前半の観光スポットをご紹介!

MOTTOラフロをご覧の皆さん、こんにちは!
クロスカブライダーのGATAGOTOです!

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前回、モンキーとクロスカブで行く九州旅の
スタート編をお送りしましたが、
今回は、いよいよ九州上陸!

ということで、新門司港から長崎県佐世保までの1日目と、
長崎県波佐見町をカブ散歩した2日目のおすすめ観光スポットをご紹介します!

MOTTOラフロチャンネルでは、1日目と2日目のまとめ動画もアップしております!

【目次】
00:00 オープニング
00:09
 2度目の九州上陸
00:33
 平尾台カルスト
02:13
 昼ご飯は?
05:34
 展海峰公園 九十九島
06:59
 佐世保アメリカンヴィレッジダイナー
07:36
 本日のお宿
09:00
 2日目スタート
09:34
 波佐見町とは
10:20
 早岐瀬戸
11:47
 波佐見町到着
15:10
 2日目お昼
16:00
 鬼木の棚田
17:20
 中尾山展望所
18:08
 中尾上登窯跡
19:00
 大新窯
20:02
 佐世保バーガー

また、GATAGOTO CAMPチャンネルでは道中の様子も動画にしておりますので、
ツーリングルートを詳しく知りたい方は、そちらもあわせてご覧くださいね!

初日のゴールは佐世保!新門司港ー佐世保港180kmの旅

始まりました!九州ツーリング!

今回の九州旅の最大の目的は「長崎県」
ということで、初日は福岡県北九州市から
長崎県佐世保市まで一気に移動します。

とはいえ、ただ移動するだけの1日ではつまらないので、
日本三大カルストの一つ、「平尾台カルスト」に立ち寄ってみることにしました!

平尾台カルスト(福岡県北九州市)

新門司港から24km、バイクで40分ほどで行ける距離にある平尾台カルスト。
北九州市の市街地からも近く、標高も300~700mと低めなのでバイクでも行きやすいスポットです!

ちなみに私は、四国カルストに続いて2つ目のカルスト!
いつか、山口県の秋吉台カルストにも行ってみたいなぁ~
カブで日本三大カルストを制覇するぞ~!

…てなことは、さておきw

南北に6km、東西に2kmの広大な平尾台カルストは、
ポコポコと並んだ石灰岩の様子が「羊の群れ」のように見えるということで、
「羊群原(ようぐんばる)」とも言われています。
同じカルストでも、四国カルストとはまた違った風景!

カルストの小高い丘に登れば、瀬戸内海も見えます。
バイクで走り抜けるのも楽しいけど、絶景を楽しむのもおすすめ!

外国のような風景の中をバイクで走るのが楽しすぎて、ついつい長居してしまったのでしたw

夕暮れの多島海を見る

北九州市から長崎県佐世保市までの約180kmの間には、
吉野ヶ里遺跡や伊万里焼、有田焼の里など、
行ってみたいスポットが目白押し!

…ですが、今回は全部我慢してひた走りましたw

というのも、なんとか夕暮れまでに佐世保に到着して、
九十九島(くじゅうくしま)の美しい夕景を見たかったから!

東シナ海の美しい青い海に大小208もの島が浮かぶ九十九島は、西海国立公園にも指定されており、
「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟認定されています。

佐世保市内にある展望スポットの中でも一番人気の「展海峰公園」に行ってきました。

展海峰公園(長崎県佐世保市)

俵ヶ浦半島にある展海峰の展望台からの絶景は、本当に素晴らしかった!

九十九島から佐世保港まで180度に広がる景色は
時間を忘れていつまでも眺めていたくなるほどの美しさでした!

公園の敷地内にある広大な花畑も人気!


春には一面の菜の花、秋には15万本のコスモスが咲き誇るそうです。

九十九島の夕暮れは、180km走った疲れも忘れるくらいの感動でした!

「眺望」で選んだ長崎の宿

この日のホテルに向かう前に、展海峰近くのレストランで夕ご飯!

佐世保アメリカンヴィレッジダイナー

展海峰に向かう途中、アメリカンな外観と真っ赤なキャデラックが気になっていたこのレストラン!

店内に入ってみると、カラフルなレトロアメリカンな世界が広がり、
映画のセットの中にでもいるような気分でした。

佐世保といえば「レモンステーキ」が有名ですが、この日は「レモン」が品切れだったようw
普通のステーキを食べたのでしたw

 

弓張の丘ホテル

長崎でのお宿は、「弓張岳(標高364m)」のほぼ頂上付近にある
「弓張の丘ホテル」
ここは、結婚式も行えるおしゃれなリゾートホテルです。

普段の私のカブ旅では、一泊あたりの予算は5000円以内で、
だいたいビジネスホテルが多いので、こんなおしゃれなホテルは珍しいw

弓張の丘ホテルや九十九島が一望できる「眺望」に惹かれて、
いつもよりちょっとだけ奮発してしまいましたw

ホテルのデッキからは佐世保港の造船所や軍艦もバッチリ見えて、
パパも大興奮!

佐世保にきたらまた泊まりたいホテルです。

◇弓張の丘ホテル
https://www.yumihari.com

長崎2日目は波佐見町カブさんぽ

長崎2日目は、「波佐見焼き」という陶器の町、「波佐見町」に向かいます
佐世保市からは20kmほど、長崎県で唯一海に面していない町です

今回、九州に来た一番の目的は、この波佐見町に行くこと
バイクに乗り始めるずっと前から「波佐見町の窯元巡りをすること」が私の夢だったのです
まさかカブで来るとは思ってもいなかったけどw

波佐見町をたっぷり堪能するために、
今回の九州旅は長崎メインで、佐世保に2泊しました。

まずはパパ希望の「早岐瀬戸(はいきせと)」へ

波佐見町に向かう前に、パパがどうしても見たかった、
「世界で2番目に狭い海峡」に寄り道。

一見、川のような「早岐瀬戸(はいきせと)」は、
佐世保湾と大村湾を結ぶ瀬戸。
その中でも、今回訪れた「観潮橋」の下は最も幅が狭くなっています。

この幅を計測し、「世界一狭い海峡」としてギネスブックに申請したところ、
わずかな差で小豆島(香川県)の土渕海峡の方が狭かったため、
早岐瀬戸は世界で2番目に狭い海峡となりましたw

干潮時には大村湾から佐世保湾へ、満潮時にはその逆へと水が流れ、
幅の狭い観潮橋の下にはうず潮も見られる激流になります。

何も知らなければ「ただの川」にしか見えないスポットなので
見落としてしまいがちですが、これが「海峡」と言われると
急に何かすごいものを見ている気になるから不思議ですw

波佐見やきもの公園へ

いよいよ、念願の波佐見町へ!
まずは、市街地の中心にある「波佐見やきもの公園」に向かいます

やきもの公園では、12基の世界の窯が再現されており、
中でも私が一番見たかったのは、とっくり型のボトルオーブン!


いつも写真で見て憧れていたイギリスの焼き釜です!
実際現地で目にしたら、嬉しすぎて言葉が出なかったw

沖縄旅でも、やちむんの里で登り窯を見て大興奮だったけど、
やきもの公園には世界のいろいろな焼き釜があってワクワクが止まらない!w
「うつわ好き」にはたまらないスポットでした

町内最大物産館「くらわん館」

波佐見やきもの公園の隣には「陶芸の里」という建物があり、
その中には、町内の陶器メーカーや窯元のうつわがずらりと揃った
物産館「くらわん館」があります。

窯元を一つ一つじっくり見て回る時間がない方や、
「どこに行けば好みの器があるかわからない」という方は、
まずはここに行けばOK!
自分の好みの器や窯元がきっと見つかります!

◇くらわん館(9時~17時/定休日は年末年始)
http://hasami-kankou.jp/archives/388

旧波佐見町立中央小学校講堂兼公会堂

波佐見やきもの公園から400mほどの場所にある、
「旧波佐見町立中央小学校講堂兼公会堂」を見に行きました。

昭和初期に建てられた木造の洋館で、平成22年に国の登録有形文化財にも指定されています。

1995年までは実際に利用されていたそう。


館内は音響効果も考えらて作られており、
今でもコンサートなどで利用されているそうです。

昭和レトロな木造洋館は一見の価値ありです!

館内は、無料で開放されています
(12時~16時 水曜定休)

西の原(旧福幸製陶所跡)

波佐見小学校講堂の道を挟んで向かい側にあるのが
「西の原」と呼ばれる人気スポット!

波佐見町で江戸時代から平成13年まで窯元を営んでいた、
「幸山陶苑」の製陶所「福幸製陶所」跡を再利用して、
カフェや雑貨屋など数店舗が営業しています。

おしゃれな店舗はさることながら、
昔のままの形で建物を利用しているので
店内や敷地内のそこここに栄えていた頃の「製陶所」の名残を感じられます

◇西の原(営業時間、定休日は店舗ごと異なる)
https://24nohara.jp

波佐見町のカフェ「るらん」

検索するとカフェがたくさん出てくる波佐見町。
そう、波佐見町にはカフェも多いのです!

そのほとんどは当然「波佐見焼」のうつわを使っており、
カフェが窯元に発注した「オリジナルの波佐見焼」を見つけることもできます。

今回は、ネットの口コミでも高評価だった
「ダイニングカフェるらん」さんにお邪魔しました!

こじんまりとした居心地の良いカフェでは、
前日に続いて、またまたステーキを注文w

出てきた器がとても可愛くて一目惚れ!

なんと、この後この器に再会することになるのですw

◇ダイニングカフェるらん
http://diningcafe-le-lin.com/index.html

陶郷「中尾山」エリアへ

やきもの公園や西の原がある波佐見町の中心地から少し外れた山の方に、
多くの窯元が集まる集落「陶郷中尾山」があります。

ここには、江戸時代に作られた世界最大級の登り窯跡などもあり、
うつわ好きなら外せないスポット!

中尾山に向かう途中、「日本の棚田100選」にも選ばれた鬼木の棚田に立ち寄りました

鬼木の棚田

何十段にも重なった棚田は、下から見ても、上の展望所から見ても絶景!


鬼木の棚田には「山の上展望所」と、「棚田展望所」の2箇所の展望スポットがあり、
それぞれ違った方向から棚田を見ることができます。

中尾山展望所

鬼木の棚田から4〜5分走って、中尾山の集落を見下ろせる展望所へ。

「陶芸の里」と書かれた展望所の石碑には、
割れた陶器が貼り付けられており、
それを見ただけでも「陶器が盛んな土地」であることを実感します。

展望所からは、たくさんの窯元の煙突と、正面の白岳山の麓に中尾上登り窯跡が一望できます。

昔ながらの町並みが残る中尾山エリアは、市街地とは全く違った空気が流れています。

中尾上登窯跡

展望所から見えていた中尾上登り窯跡に実際に行ってみました。

特に大きな看板も出ていないので、民家に迷い込んでしまい右往左往(汗
地元の方が声をかけてくださり、登り窯跡への行き方を教えてくれたのですが、
「え?なんで登り窯に行きたいの?」と不思議がっていましたw
昔からそこにあるものだから、そう感じるのかな?w

白岳山の麓の斜面に160mに渡り、33の窯室が並ぶ「中尾上登り窯跡」
3代将軍徳川家光の時代に作られたそうです。

それを聞いただけでも、この登り窯を見た瞬間に鳥肌が立つほど感動してしまったw

この登り窯跡が発見された当初は「世界最大」とされていましたが、
後に、同じ集落内にさらに大きい「大新登窯跡」が発見され、
中尾上登窯は世界で2番目に大きい登り窯跡となりました。

大新窯(おおしんがま)

平成16、17年の発掘調査で、中尾上登窯跡より長い全長170m、窯室39と世界最大であることがわかった
大新登窯跡。


この跡地に建つ「大新釜(おおしんがま)」という窯元さんにお邪魔してきました。

突然押しかけてしまったにも関わらず、器の作業工程を見せていただいたり、
私のカブのナンバーを見て「え?静岡からはるばるいらしたんですか!それならオマケしないと!」と
気さくなスタッフさんが値引きまでしてくれたのでした!

ちなみにここで色付け作業をされていたのは、
お昼に立ち寄ったカフェるらんさんでステーキ丼が載っていたのと同じお皿!

これにはなんだか運命を感じて、色違いで2枚この器を購入したのでした!

◇大新窯(窯元に行かれる場合は事前に電話連絡をしてください)
https://ohshin1685.net/index.html

佐世保バーガー

波佐見町カブさんぽを終えて弓張岳のホテルに戻る前に、
「せっかく佐世保にきたし!」ということで、
佐世保バーガーを食べることに!

「佐世保バーガーマップ」なるものも観光案内所にあるほど、
佐世保市内にはたくさんの佐世保バーガー屋さんがあります。

佐世保バーガーはこれといった共通の特徴があるわけではないそうで、
「佐世保で提供されるバーガー」を佐世保バーガーというらしい。

ということで、店舗によってバーガーの特色もさまざまですが、
今回は、佐世保の街中にある人気店「ビッグマン」に行ってみました。

ほんの数席しかない小さな店舗の中は、有名人のサインが壁中にびっしりw
テイクアウトで購入するお客さんが行列を作る人気店だそうです。

お店自慢のベーコンエッグバーガーは確かに美味しかった!

後編は、鉄馬さんと行く島ツーリング

今回のカブ旅は全日程10日間のうち、
九州に4日間滞在しました!

ただ九州の道を走り抜けるのではなく、
じっくりとその土地を楽しみたい!ということで、
長崎をメインに、佐賀、福岡の3県ツーリングです。

次回は、波佐見町と並んでこの旅のメインイベントとも言える
「生月島」へ!

九州ツーリングの師匠!我らが鉄馬さんに、
平戸島、生月島をたっぷり堪能させていただきました!

てなわけで、九州旅後半レポートもお楽しみに♪

装備の紹介

今回の旅の主要装備のご紹介です!
仕様レポは前回記事でしていますので気になった方はご確認ください。

RR4015 SSFウインドガードライディングフーディFP
created by Rinker
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